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いち匁のそばへの想い

「石臼挽き 二八蕎麦いち匁」のそばは、その年の出来のよい国内産のソバに拘りました。長野、栃木、茨城の信頼できる製粉業者から、外皮を取り除いたソバの実をゆっくりと石臼挽きした挽きぐるみのソバ粉を、その日に打つ分だけを毎日仕入れています。ソバ粉八割、小麦粉二割で打った香り、歯ざわり、のど越しのよい細めの二八そばです。

・長野や福島には水の中にそばを浸してそのまま食べる「水そば」という食べ方があります。しかし、そばと相性のよいつゆは大事な名脇役です。いち匁の辛汁は、超特選そば膳醤油、本みりん、ザラメ、ワインビネガーで仕上げた「本返し」に本節、亀節、利尻昆布で出汁をとり、本返しと合わせたやや辛めの汁です。

・冷たいそばには薬味としてねぎとわさびが一般的ですが、いち匁はわさびとは違う辛さがそばの甘みをひきたててくれる長野産の辛味大根を一年通してお付けしています。あたたかいそばには善光寺名物 八幡屋磯五郎の七味唐辛子をおすすめします。

・そばはそば粉と小麦粉と水(還元水を使用)だけのシンプルな料理です。それだけにごまかしの利かない料理でもあります。その年の最上のそば粉を選び、その日その日の湿度温度によって、加水量を感性的に加減します。心込めて打ったいち匁のそばを是非ご賞味下さい。

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